SEFIとは、Sustainable Eel Farming Infrastructure Projectの略です。
“うなぎの生態系と食文化の両方の持続的基盤を育てる”という意味を込めて名称を決めました。「セフィ」と読んでください。
日本の「うなぎの食文化」が近年危機に瀕していることは、ご承知の方も多いかと思います。
2014年6月12日、「ニホンウナギ」が国際自然保護連合(IUCN)の定める「絶滅危惧種IB類(レッドリスト)」に掲載されました。これは、「うなぎが食べられなくなる」のではなく、「うなぎを食べ続けられるようにする」ためのシラスウナギの採捕規制や国際取引の制限、天然うなぎの生息環境の確保を促す警告です。
今日、店頭で販売されている養殖うなぎは天然シラスウナギの稚魚を成魚に育てたものであり、卵からの完全養殖は未だ実現しておりません。早急に人工種苗生産/稚魚育成技術を克服し、「完全養殖を実現する」ことが、ニホンウナギの保護と日本の食文化を守ることに繋がると考えています。
SEFIの発足は、CNCP(シビルNPO連携プラットフォーム)という土木系の会員が集まるNPOにおいて研究を進めたことがきっかけです。
うなぎの現状を知れば知るほど、生物系や環境系だけではなく、土木系の知恵と技術も必要だということが分かってきました。
また、うなぎ絶滅の危機は世界規模で起きていますので、国内だけではなく、海外との協力も必要だと思っています。
SEFIの活動に一人でも多くの方が参加いただき、うなぎの問題を一緒に考えていただければ幸いです。2018年4月
SEFI運営委員会一同
- 団体名
- SEFI(セフィ)〔和名:うなぎ持続可能プロジェクト〕
- 設立
- 2018年4月1日
- 活動内容
- 1.うなぎに関する情報提供
2.うなぎ完全養殖の支援
3.河川・沿岸における天然うなぎの保護
4.小・中・高校、大学などへの教育支援
5.市民参加イベントの開催
6.うなぎ料理および店舗のプロモーション
7.その他、上記に付随する事業 - 会則
- こちらをお読み下さい。
- 役員
- 代表 三井 元子
副代表兼事務局長 小重 忠司
監事 廣谷 彰彦 - 顧問
- 塚本 勝巳
大森 好晴 - 運営委員会
- こちらをご覧下さい。
- 会員募集
- SEFIの活動に賛同・支援いただける方は、企業・団体・個人を問わず、
本サイトの「会員ページ」からお申込み下さい。 - 所在地
- 〒330-0044 埼玉県さいたま市浦和区瀬ケ崎2-1-10
(株)サンエコセンター内
TEL:048-628-4988 FAX:048-717-7882